徳島県では6月と11月を「とくしまGIGA推進月間」と定め、県内すべての学校で1人1台端末を活用した学習の充実に取り組んでいます。
神山校では、この取り組みの一環として、食農プロデュースコース2年生の家庭科の授業で ICTを活用した食育学習を実施しました。授業では、地域の伝統的な和菓子について考える課題に対し、生徒一人ひとりがタブレット端末を用いて、和菓子に表現される「四季のイメージ」を検索・収集しました。また、得られた情報を端末上で分類・整理することで、情報活用能力の育成を目指します。
1人1台端末を活用することで、地域の文化理解とICTスキルの双方を深める学びとなりました。

5月31日(土)、課題研究でカトラリーを製作するチームが神山町内で開催された「クリーニングデイ」でお箸の販売を行いました。
神山町内の荒井工務店に協力いただき、製作したお箸を試しに販売。併せてアドバイスなどいただける機会にしようと出店しました。
用意した4膳は完売し、漆塗りやお箸の形状など多くのアドバイスもいただけ、有意義な時間にすることができました。
これからも創意工夫を重ねて多くの人に神山スギの良さを知ってもらえるお箸を作っていきます。
5月28日(水)、3年生課題研究で加工品開発に取り組む生徒が阿南市の(株)タカラ食品を訪問しました。
かぼちゃのポタージュのレトルト商品の商品化を目指しており、試作品のレトルトパックにするお願いと工場見学をさせていただきました。
タカラ食品での商品開発の仕方や学校にはないような大きな二重釜、商品の製造工程などを紹介していただき、企業の規模の大きさや商品開発にかける思いを肌で感じることができました。
今後、レトルト商品を完成させて、11月の全国農業高校HANASAKA収穫祭(大丸東京店で開催)への出品を目指します。
環境デザインコース2年生は、夏に受験する「造園技能検定3級」の試験に向けて4月から学科試験の勉強や、実技試験の練習に取り組んでいます。
これまで馴染みのない単語の勉強や実習技術など学ぶことは多いですが、全員合格できるように頑張ります。



~商品化した「すだち胡椒ソーセージ」がどの料理に合うのか~をテーマに調理実習を行いました。
ソーセージといえば定番のホットドッグ。このソーセージは生タイプなのでパリッとした食感では
ないので、初めて食べるとイメージと違う印象を受けると思いますが様々な食材と合わせると非常に
おいしいと好評です。その他にも、ペペロンチーノ風のパスタやトマトスープとの相性は抜群です。
意外な発見は、生タイプなのでコンソメを入れた炊き込みご飯にすると絶品です。ぜひ、お試し下さい。


また、かまパンさんにご協力いただき、まめのくぼで栽培した「神山小麦」でコッペパンを作っていただき
「すだち胡椒ソーセージ」と合わせた、神山校オリジナル「ホットドック」も試作しました。販売に向けては
営業許可などクリアしなければならない課題も多くありますが、多くの方々に食べていただけるように様々な
角度から検討していきたいと思います。

商品化した「すだち胡椒」をソーセージに入れるとよく合うのではとの意見があり、フードコーディネーター
の田中美和さんに協力いただき、試作を行いました。
すだちの爽やかさと、トウガラシの辛みがソーセージによく合い、商品化に向けて取り組むことにしました。
試作を重ね全体量の2%の「すだち胡椒」を加えることにしました。
商品化については、石井町のウインナークラブさんにご協力いただき、ソーセージに加工していただきました。
近藤社長にアドバイスいただき生タイプのソーセージに決めました。販売は、冷凍保存して行います。
「すだち胡椒」も「ソーセージ」も食品添加物は使用せず、自然の味わいを大切にした商品としました。
販売価格は、3本入り400円の予定です。
販売場所は、城西高校「そよかぜ販売所」で、今年度の開店日から販売予定です。
※ 「そよかぜ販売所」での販売価格は440円となります。

